哲先生のコメント

解説にもある通り、この漫画は、全ページ徹夜明けで描いたという特徴のある漫画です。僕の頭の中に渦巻いた「簡単な事を考えるとなんだかややこしくなってくるなあ」という悩みを、ヒュマノスが神々に聞く形で解決しようとするのですが、描いている人間は1人なので結局神々はちょこっと説明して説明に詰まるとみんなでヒュマノスをたらい回しにするという、ひどい展開になっています。この頃から、積極的に色々な漫画から効果的な技法を盗んだりし始めたと思います。たった十数ページですが、僕にとっては1冊単行本が出来たような気分でした。