この世の果てのアリス(改訂版)
―ほか、未発表原稿



そしてカゴーは蘇った! 一度死んだにもかかわらず!!


 ここでは、哲先生の人気作品『この世の果てのアリス』に関係する資料や、これまで未発表だった『アリス』の原稿などを紹介するよ。

 まずは、『この世の果てのアリス 改訂版』だ。これは、単行本として発表された『この世の果てのアリス』(『旧約』バージョンという)の途中からのお話になっている。『旧約』では、アリスとキートは島に着くとすぐに、木の実を食べ、おなかいっぱいになって眠る。ところが『改訂版』では、木の実は食べたものの、「ガプー ガプー!」という騒音のため、眠れない。原因は魔物の鳴き声だったという話になっている。今回アーカイブでは、改訂版、その一部を紹介するよ。



←未発表だった『改訂版 この世の果てのアリス』の1コマ。『改訂版』は、アリスとキートが「世界の果てにもっとも近い島」に到着したところから始まる。単行本『アリス 下』で言うと、31ページの続きということになる。










 また、『この世の果てのアリス』には『改訂版』とは別に『新約』というバージョンがある。これは、アリスと同じく神の使命を帯びたカゴーという少年が、アリスの生きる時代に突如復活するという話。アーカイブではその最初の部分を初公開。

 いつになるかはわからないけれど、いずれこれらのマンガはきちんと描き直された上で単行本になるらしいから、楽しみだね。哲先生の宿題が早く終わるよう、みんなも応援しよう。

 『改訂版』および『新約』は、右上のアイコンをクリックすると読めるよ!

 次はアリスに関する資料を紹介するね。





↑これは、お正月用のイラストとして、哲先生によって描かれたもの。珍しいアリスの晴れ着姿だよ。キートの方は、「大人の事情」で目が二つになってる。大人はいろいろ大変だね。





↑え? アリスがビックリマンに?(↑をクリックしてみよう)  ビックリマン大好き、哲先生に、嬉しいパロディ・イラストを提供してくれたのは作場季野(さくばときや)先生。作場先生のイラストは、アルマイーターというサイトで見ることができるよ。作場先生は近日出版する哲先生の新刊、『ウィズダムじごく』の表紙も担当している。めっちゃくちゃ絵がうまいんだ。





↑お次は、漫画家、御船麻砥(みふねあさと)先生によるアリスのイラスト。ちょっぴりイジワルそうなアリスがかわいい。キートも完全尻にしかれちゃってるね。「すごく大好きです」のコメント、シネ神が後ろにいるのも嬉しい。御船先生のサイト、大和ロデオで、他のイラストも見ることができるよ。





↑御船麻人先生のイラストに合わせて哲先生が描いたアトラス。さっきのイラストが表、これが裏。単行本アリス表紙のパロディ仕様になっっている。