ヒトの体内に番組として取り込まれる!!
「同じお題で10分間で漫画を描いて勝負」というシネ神との遊びから生まれた作品だが、たった10分間でこれだけの妄想論理を展開できるのがすごい。特に「ゴミが無線で飛ばされる」というアイデアには脱帽。科学テクノロジーは物理を超える!おそうじロボットのルックスがチーズバーガー・チックなのも人類の普遍的無意識に訴える怖さがある。ゴミを捨てられなくなる。 今回のアーカイブでは、シネ神が書いたおそうじロボットも同時掲載。『この世の果てのアリス』上巻を読んだ人ならわかると思うが、シネ神、実は絵がうまい…のだが、ここでは荒れた絵をしています。すぐバイオレンス、文脈ナシがシネ神漫画の特徴。 |
今では勝者が日本の思い出として土をアメリカに持って行くのである。
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日本の国土っ!
本作、アカガミの差出人がナゴムレコードだったり、ポストマンがもろ松本零士してたり、持ってきたのが打ち切り届けだったりと、くすぐりは多い。が、やっぱりラストが衝撃的。遠慮なく狂っちゃうんだよなー(笑)。「日本の国土っ!」。発言が意味不明。既にこの時点で相当狂ってたんじゃあないのか?
ま、でも、それも当然。打ち切り届けとアカガミ、二つ一緒に届いてまともでいられる人なんかいるわけがないしね。「オー!」とみんなで手をあげたシーン。やはりギッチョが結構な数混ざってる。こだわりのシーンだ。「そして4日後…」なんとなく、不吉だよな、4って数字は。 狂った香山はどうなった? 話は『臣民グランプリ2』に続くのだった。 |