香山哲研究家モリのコメント(コメント・モリ) 毎回、ちょっとずつでもジャ族の生態が明らかになっていくのは嬉しいなあ。ジャ族の鳴き声は「ウズズ…」っていうんだね。みんなも覚えておこう。クラスで「ジャ族ごっこ」を流行らせるためにも、こういうディティールは欠かせないからね。って、冗談で「ジャ族ごっこ」と言ったけど、ぼくが小学生なら本当にやってそうだな。体操服に頭引っ込めてギョウザになったり、隣の席のタミヤくんから、シュッ!と一声、ムシキング・カードを奪ったり、前の席のアンドウさんの睡眠学習のスキを「ガブッ」とついたりね。
3ページ。みんないきなり藤子不二雄チック(もちろんAの方)になっちゃうのは、いつものご愛嬌。シネ神なんか、こうやって仮面に影をつけると、本当に藤子キャラっぽくなるね。仮面商会に入会してると言われても違和感ないぞ。香山とシネ神の変化はいいとしても、二人の後ろにいるダイワー族、顔まで変わっちゃってないか? 悪ノリしすぎかな、とも思ったけれど、ダイワー族、マトヤ族には、一定の数で藤子不二雄っぽい顔のキャラがもともと混じってるのかもね。以前にも、藤子顔したマトヤ族がいたし。
よく考えてみると、ヤオラズウカレルナ世界って、全編通して藤子不二雄っぽいところあるな。たとえば、前から気になっていたラジガマの存在。大長編ドラえもんとか、タイムパトロールぼんに出てきそう。カタチもそうだけれど、動物や動物っぽいキャラまで言葉を喋れるのに、一人(一匹)だけ、「ピー!」、「キー!」などとしか言えないっていうところ、危険察知能力に優れてるのに、喋れないため意思疎通が微妙で、結局危険回避できないところとかが「大長編」キャラっぽいかなあと。全部イメージで話してるだけだけどさ。
今回のタイトルは「ぜっぴん地上料理」。漫画内に占める料理のウエイトがほんと高いよね。というか、『ウィズダムじごく』全編を通して、料理、食べ物の紹介にはいつも力が入ってるなあ。残りページ数を気にしながらも、今回もちゃっかりデザートまで食べてるし。皆さんが食べてみたい「ウィズダム料理」はなんですか? ぼくは珍味大好き人間なので、自分が一番気に入りそうなのは、実はフシガニパスタなんじゃないかと想像してる。でも、フシガニの食べすぎには注意しないとね。フシガニはおいしいけれど、食べ過ぎると、成長しきらずに死んだフシガニの子どもが石のようになって背中から生えてきてしまうそうだから(『この世の果てのアリス[下]』8ページ参照)。
今回の香山哲はよく喋る。持ち前の知識、普段の勉強の成果を生かして、あること、ないこと、言いたいほうだい、ツクダオリジナル。「僕らの国で流行のカブトさ」「ギョウザとは…ウツノミヤという国の伝統民族料理だ…」。そう言われてみると、何も間違っちゃいないけど…間違ってないどころか、言い得て妙ってヤツだ。生物学の知識もここぞとばかり披露して、ジャ族の正体解明にも貢献してる。決してタダメシ食らいの居候じゃあないのだ(それにしても4ページ11コマ目の二人の顔はかなり「居候」してるけど)。
香山哲博士によると、ギョウザはサナギ、おそらくそうであろうとのことだけど、これ、サナギじゃなくてタマゴなんじゃないの? だって、「ヨチ ヨチ」いってるじゃん!
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